資格取得
機械設計技術者試験2級参考書・問題集
合格に必要な教材を、基礎・4大力学・問題演習・設計製図の役割別に整理します。
QUICK ANSWER
先に結論
最初から9冊すべてを買う必要はありません。まずは基礎知識・4大力学・過去問最低2年分を軸にし、演習で明確になった弱点だけを製図・JIS・入門書で補います。試験対策だけでなく、合格後の実務でも役立つ本を選びました。
01 / RECOMMENDED BOOKS
機械設計技術者試験2級のおすすめ参考書・問題集9選
次の9冊は目的が異なります。最優先の3冊から始め、必要な分野だけ追加してください。
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機械設計技術者試験準拠 機械設計技術者のための基礎知識
機械設計技術者試験の出題範囲を体系的に学べる、受験者向けの総合参考書です。機械要素、材料、加工、設計など、2級合格に必要な知識を幅広く確認できます。最初からすべてを暗記するのではなく、過去問で分からなかった内容を調べる辞書として使うのがおすすめです。試験範囲の全体像をつかみ、自分の知識が不足している分野を見つけるためにも役立ちます。2級の学習を始めるなら、まず手元に置いておきたい基本の一冊です。
機械設計技術者のための4大力学
材料力学、機械力学、熱力学、流体力学を一冊で学べる参考書です。公式を覚えるだけではなく、どの条件で、どの公式を使うのかを整理するのに役立ちます。計算問題で手が止まったときは、該当する分野へ戻り、例題を通して考え方を確認しましょう。特に、機械系の基礎科目をしばらく勉強していない人や、計算問題が苦手な人に向いています。基礎知識の参考書と併用すると、知識問題と計算問題の両方を補強できます。
2026年版 機械設計技術者試験問題集
受験年度に対応した最新版であり、問題演習の中心として使いたい一冊です。まずは時間を気にせず一度解き、正答率だけでなく、どの分野で手が止まるかを確認します。間違えた問題は、知識不足、公式の理解不足、計算ミスなど、原因を分けて記録すると効果的です。解説を読んで終わりにせず、何も見ずに解けるようになるまで繰り返しましょう。ただし、出題傾向を広く確認するため、過去問はこの一冊だけでなく最低2年分に取り組むことをおすすめします。
2025年版 機械設計技術者試験問題集
最新版と組み合わせ、最低2年分の過去問を確保するために使う問題集です。最新版を一通り解いた後に取り組むと、答えを覚えていない初見に近い問題で実力を確認できます。年度によって出題の切り口が異なるため、複数年度を解くことで頻出分野と応用範囲が見えてきます。2026年版と共通して間違える分野があれば、優先して参考書へ戻り、基礎から復習してください。本番前には時間を計って解き、問題を飛ばす判断や見直し時間も含めて練習しましょう。
JISにもとづく 機械設計製図便覧(第13版)
機械設計や製図で必要になるJIS規格、寸法、公差、機械要素などを確認できる便覧です。最初から通読する本というよりも、問題演習中に必要な項目を調べる資料として使います。設計製図の問題で記号や規格が分からないときに、根拠を確認しながら理解を深められます。実務でも参照できる内容が多いため、試験終了後も機械設計の手元資料として活用できます。2級対策では、出題範囲に関係する箇所を中心に、必要なところだけ確認する使い方が効率的です。
トコトンやさしい機械設計の本 第2版
機械設計の基本的な考え方を、図や身近な例を使って分かりやすく解説した入門書です。専門書の説明が難しいと感じる人でも、機械設計の全体像を無理なく理解できます。試験専用の参考書ではありませんが、用語を丸暗記せず、意味や役割を理解するのに役立ちます。「トコトンやさしい」シリーズらしく読み進めやすいため、基礎知識に不安がある人におすすめです。本格的な参考書や問題集へ進む前の導入として使うと、学習につまずきにくくなります。
トコトンやさしい機械のからくりの本
機械が動く仕組みや機構について、豊富な図を使って分かりやすく学べる入門書です。リンク機構、カム、歯車など、文章だけでは想像しにくい動きを視覚的に理解できます。機構を単語として暗記するのではなく、「なぜこの動きになるのか」を考える助けになります。著者は私の知人でもあり、機械のからくりを初学者にも伝わるよう丁寧にまとめた一冊です。機構学や機械要素の問題で動きをイメージしにくい人の補助教材としておすすめします。
図面って、どない読むねん!LEVEL 00 第2版
機械図面の読み方を、現場で使われる考え方とともに学べる入門書です。投影図、寸法、記号などを、図面上でどのように読み取るかが具体的に説明されています。図面を見ても部品の形状をイメージできない人や、製図の基礎に不安がある人に向いています。試験対策だけでなく、設計者や製造担当者とのやり取りに必要な図面読解力も身につけられます。設計製図分野で点を落としている場合は、問題集を繰り返す前に本書で読み方を整理すると効果的です。
図面って、どない描くねん!LEVEL2 第2版
機械図面を正しく描くためのルールや考え方を、実例を通して学べる参考書です。寸法記入、公差、表面性状など、図面に情報を正確に表現するためのポイントを確認できます。図面を読むだけでなく、自分で表現する視点を持つことで、製図問題への理解が深まります。設計製図の問題で記号の使い分けや寸法の入れ方に迷う人の弱点補強に適しています。基礎的な図面読解を身につけてから使うと、より実践的な知識として定着しやすくなります。
02 / HOW TO CHOOSE
教材を増やしすぎない選び方
基礎+4力+最新版
まず全範囲を学び、問題演習で現在地を確認します。
前年版問題集
最新版を解き切ってから初見問題を増やします。
JIS・図面
製図や図面読解が弱い場合だけ補強します。
やさしい入門書
専門書で止まる人が全体像をつかむために使います。
1冊を一周しただけで次へ進まず、間違えた問題を原因別に記録して、何も見ずに再現できるまで解き直します。
03 / STUDY ORDER
おすすめの使う順番
- 1最新問題集を一度解く
正答率より、どの分野で手が止まるかを把握します。
- 2基礎知識と4大力学へ戻る
該当章だけを読み、公式の条件と意味を確認します。
- 3同じ問題を解き直す
解説なしで解けるまで間隔を空けて反復します。
- 4必要な補助教材を追加する
製図・JIS・機構など、弱点が特定できた分野だけ補います。
- 5旧年度問題で仕上げる
初見問題への対応と時間配分を確認します。
04 / FAQ
参考書選びのよくある疑問
Q9冊すべて必要ですか?
必要ありません。基礎知識、4大力学、最新版問題集の3冊を軸にし、弱点が分かった段階で補助教材を追加します。
Q問題集は最新版だけで十分ですか?
最初は最新版を優先します。解き切った後に前年版を使うと、初見問題を増やしながら理解度を確認できます。
Q参考書は最初から通読しますか?
目次で全体像を確認した後、問題演習で不足が出た章へ戻る使い方が効率的です。
05 / SUMMARY
主教材3冊から始め、弱点だけ補強する
基礎知識で調べ、4大力学で理解し、最新版問題集で解く流れを繰り返します。設計製図や入門書は、必要性が見えてから追加してください。



