13年ぶりにテレビを買い換えたのでその感想などをまとめます。
買い替え前の状態
使っていたテレビ
2007年製のPanasonic プラズマテレビを13年間使っていました。
型式はVIERA TH-42PZ70で42インチです。
外寸は幅：1020mm 高さ：705mm(スタンド含752mm)で、重さは約40kgあります。
画面の状態
使って8年くらい経ったあるとき、画面に黒く帯状に映らない部分が発生しました。この帯状の正体は、パネルと基盤をつなぐケーブルの接触不良が原因らしく、パネルと基盤が一体化の構造のためパネル交換になってしまいます。初めは左上の一箇所だったのですが、使っていくにつれどんどん範囲が増えていき、右上、中央と計6ヶ所も発生しました。まだ、画面は見えるのでなんとか使っていたものの、字幕など表示の一部が隠れて、虫食いクイズのような状態です。
ちなみにリモコンも壊れ、昭和のテレビのようにテレビ本体から電源やチャンネル切り替えしていました。この状態で3年以上耐えていたと思います。
買い替え検討
買い替えにあたり3つのことを検討しました。
液晶か有機ELか
ここがテレビ選びで最も重要な部分だと思います。現在発売されているテレビは液晶パネルか有機ELパネルかの2択ですが、以前プラズマテレビを使用している人はプラズマパネルの特性に近いほうがいいと思います。
結論から言うと、有機ELパネルしか選択できないほど、液晶パネルとは歴然の差があります。
有機ELパネルはプラズマパネルと同じく「自発光方式」で、色合いや明るさ、シャープさなどはより自然でキレイに見えます。
一方で、液晶テレビは「バックライト方式」で明るさは白っぽく映り、くっきり感がなくチラついて見えます。
プラズマテレビを使っていた人は画質にもともとこだわりがある人だど思いますので、液晶テレビでは満足できず、有機ELテレビの画質はとても魅力的です。ぜひ売り場のテレビで、デモモードではなく地上波を映してみて比べてみてください。
サイズは
有機ELテレビのサイズはだいたい55インチと65インチの2種類がラインナップされていますが、約10万円程度の差があります。これをどう思うかですが、以前使っていたサイズとほぼ同等の55インチを選択しました。
メーカーは
プラズマテレビでPanasonicを使っていたので、今回もPanasonicを選びましたが、最終的には現物を見て決めました。決め手は黒の表現と発色の自然さです。やはりプラズマテレビメーカーか、液晶テレビメーカーかで差があるように思います。液晶テレビを見慣れている人はSONYの明るい感じがあうのかもしれません。
ハイセンスなど格安の有機ELテレビを出しているメーカーもありますが、筐体やスタンドの作りが粗い印象で品質の観点ではおすすめしないです。
買い替え後
選んだテレビは
PanasonicのVIERA TH-55GZ1800を選びました。
外寸は幅：1228mm 高さ：785mmで、重さはスタンドなしで約25kgくらいです。
有機ELテレビのシリーズとしてGZ2000、GZ1800、GZ1000とありますが、2000はハイエンドなため1800か1000を候補にしました。1800は画面の下にサウンドバーのような別体のスピーカーを取り付けるタイプで1000よりもハイグレードなのですが、なぜか値段が安かったです。
取り付け方法
実はテレビを買い換えた際は壁掛けを考えており、売り場でもテレビよりまずは取り付け器具のエリアから店員と相談しました。ただ、壁掛け方式は壁への固定や配線などなかなか難しく、現実的には費用対効果の観点でやめて、壁寄せスタンドを使うことにしました。
ソファでテレビを見るのであればロータイプが良いです。
使用した感想
10年以上前のテレビからの買い替えなので、今は当たり前の機能も新鮮に感じます。画質の綺麗さは文句なく、それ以外の機能も充実しています。
- 4K放送を少し見ましたが、画質は本当に満足です。
- 付属スピーカーの音が思いのほか良くできています。以前のものとは全く別次元で、ホームシアター用スピーカーを所有しているが使わずとも問題ないレベル。
- リモコン操作の反応が良いです。以前は相当タイムラグがあり、番組表の表示がイライラでした。
- 今は当然な機能だと思いますが、無線LAN内蔵でネットにつながるので便利。実質はyoutubeとアマゾンプライムビデオくらいしか使わないが。。
- 消費電力は488Wから364Wになり、液晶テレビほどは下がりませんが、なによりテレビが高温になりません。以前はテレビ周辺が熱くなっていました。
まとめ
今回13年ぶりにテレビを買い替え、プラズマテレビから有機ELテレビにしましたが、間違いなく画質は素晴らしいです。壊れるまで買い替えをしないつもりでしたが、以前買ったテレビと同等の価格になったことから、買い替えに踏み切りました。テレビは買い替えサイクル（寿命）が10年くらいと長いので、後悔のないよう検討してベストなものを選びました。
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